庭のサネカズラは雌雄同株だった!! |
芽が出て、葉が出て、蔓が延びて、支柱をして待っていたら昨年花が咲き
今年はどんどん大蔦に成長して、花が咲き始めた
①クリーム色の花弁の中心が赤いのは雄花らしい
②サネカズラ(実葛) : マツブサ科サネカズラ属
Kadsura japonica
☆別名 ビナンカズラ(美男葛)
☆常緑つる性木本
☆花期は8月、花は未明に開いて夜には枯れる
☆葉腋に径1~2センチメートルの淡黄白色の花をつける
☆雌雄異株 または同株
☆赤紫の球形の中心部の周りに無数の白い雄シベを付けているのは雄花
開いた雄しべの葯(白)の間に広い面積を占める赤い部分は「葯隔(やくかく)」
雄花はの中心は葯隔で覆われている
③雌雄異株と言うことは、後に果実となる雌花-雌株がないと実はならない!!
種から何本か生えたけれどまだ残っているかしら?? と昨年心配したけれど
雌雄同株もあるとの記述を見つけたので今年に期待していたら、待望の”雌花”を見つけた
④ズームインすると球状の子房の側面から花柱が突き出している
⑤
⑥雌雄同株で赤い果実の楽しみができてよかった!!
⑦こんなに大蔦になってまだまだ成長中
⑧まだまだ蕾もたくさん
私もこの花と果実が好きで、いくつかのフィールドへ撮りに行きます。
1本の蔓が両性花だったとは、幸運でしたね。
雄花も雌花もそれぞれに幻想的で惹かれます。
4枚目、恥ずかしそうに咲いている姿がいいですねぇ。
いつもすばらしい景色を見せていただきます。
わたしはそうもできず
庭をフィールドにして楽しんでいます♪♪
どの花もうつむき加減で
慎ましやかですね~~~
サナカズラは万葉集に出てきて
どんな花かと探しているうちに出会いました。
山道とかお寺とかに結構あるようです。
実をもらって生えたサネカズラ
そばで見ていてもなかなか面白い蔓だと思います。