当尾の石仏を歩く 1 |
馬酔木が咲き乱れる浄瑠璃寺を出発
①籔の中の三尊 二つの岩に、右から十一面観音立像、地蔵菩薩立像
阿弥陀如来坐像が彫られている(鎌倉時代)
奈良市の北、京都府木津川市の当尾(とうの)は
奈良仏教の影響を受けて多くの寺院が建立されたが
兵火などで建物は焼け、浄瑠璃寺、岩船寺、そして石仏が残ったという
②首切り地蔵(阿弥陀石仏、1262)と観音様?が並んでおられた
首のくびれが深いので切れて見えることからの呼び名とか
③五輪塔(鎌倉) 下から
地輪、水輪、火輪、風輪、空輪
の五輪が完全な姿で残る
④穴薬師(薬師石仏) 前にお地蔵さんを従え
祠の穴の奧に薬師様
(耳の仏様)が安置されている
⑤大門の石仏群を経て
岩船寺に至る、山門の向こうはサンシュユが満開
山門から平成大修理を終えた三重塔を見る
近くなので石仏を見たことがあるが、ルートに沿ってめぐったことはない。
歩く会のコースに沿って、初めてしっかり石の仏様に出会ったので
自分の記憶のためにも詳しく・・・・