オナモミ : ひっつき虫の秘密 |
ひっつき虫の代表である。
オナモミ : キク科オナモミ属
Xanthium strumarium
☆道端や空き地に生える1年草
☆高さ0.2-1m
☆果実は最初は緑、熟すると灰褐色となる
☆日本で見られる唯一の在来種・・・
☆とはいっても古く大陸から入って来た帰化植物
☆最近はオオオナモミやイガオナモミなどの帰化種に押され気味
オナモミの棘はすっきりとしている。これはオナモミ、それともオオオナモミ?
オオオナモミ : キク科オナモミ属
Xanthium canadense
☆北アメリカ原産の帰化植物
☆果実の表面に鉤状の棘があり、棘の付け根にイボイボがある
イガオナモミ : キク科オナモミ属
Xanthium italicum
☆果実の表面に棘があり、更に棘の1本ずつから横向きの棘が生えている
でもひっつき虫だけではと、室生路で見たことを思い出した。
青々としたオナモミの姿、果実もまだ緑。
☆漢方ではオナモミの果実を蒼耳子(ソウジシ)と呼び解熱・鎮痛剤として使われる。2007.9.30