3・11 二月堂修二会お松明 |
お松明は、11名の練行衆が一人一人、二月堂に上堂するための道明かり
最初のお松明が二月堂の舞台に現れた
東大寺二月堂の修二会は752年、東大寺開山良弁僧正の高弟、実忠和尚が創始された。以来、一度も休むことなく、今年で1264回を数える。
修二会の正式名称は十一面悔過、日常に犯しているさまざまな過ちを、二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の前で、懺悔する。
お水取りが終わるまでは寒い、11人の練行衆は1日一度の食事、暖房のないお堂で厳しく激しい修業が続けられる。
修二会で祈祷を申し込んだ。願いは”脱原発・世界平和”
東大寺から二月堂本尊の光背の写真カードを頂いた
3月8日、東京からやってきた孫息子とjijibabaが連れ立って二月堂に向かう
二月堂が間近に
閼伽井屋の中にお水取りのお香水が湧き出る「若狭井」がある
二月堂下で皆と一緒にお松明を待つ
明かりが消されて
北の回廊がお松明に照らされて明るくなってきた
お松明が見えてきた、左手の杉は良弁杉
お松明を運ぶ童子が重い松明を回転させて
回廊を駆け抜ける、火の粉をかぶると1年健康でいられるとか
次々と、練行衆の上堂を照らす松明が階段を上っていく
2つの松明に照らされて二月堂が燃え上がるよう
火の粉に包まれた二月堂
回廊でもお堂下でも火の粉を払いのけてお堂を火災から守る人たちが忙しい
帰り道、お堂に立てかけられているのは、12日のお水取りに使われる篭松明
原発事故から考え続けてきたことを3.11にまとめた。
福島原発事故から4年経った。
福島の記憶の半減期は、放出された莫大な放射性物質の半減期よりはるかに短いのか。
被曝して故郷を失った人たちの、放射能に汚染された地域に残された人々の苦難を
忘れ去ろうとしているかに見える。
原発再稼動を進める政府、許す国民・・・・
政府は福島原発事故で
年間20ミリシーベルト以下の地域に住民を帰還させようとしている。
外部被曝のみで、5年間で最大100ミリシーベルト
妊婦、子どもを含めた家族が、
放射線作業従事者に現在認められている年間の最大被曝線量(20mSv)
の中で暮らすことを強要することは人道的に許されるのか?
チェルノブイリ原発事故でのチェルノブイリ法による
年間5ミリシーベルト以上 居住禁止・強制移住区域を思い起こす必要がある。
20ミリシーベルト帰還政策は、もとをたどれば広島・長崎原爆⇒チェルノブイリ⇒福島に一貫する被曝の健康影響無視=核推進政策がある。
放射能被曝基準値の根拠となる、放射能影響研究所の原爆被爆者疫学調査を検証した。
どのように国民を欺いて間違った安全情報が出されているか突き止めた。
長くて複雑で分かりにくいけれど、
日米共同運営の研究所が上手に分かりにくく嘘をついているので
分かりやすいはずがない。分かりやすくしたいのですが・・・・
幻想的な行行事ですよねぇ。
実際に目の当たりにすると、すごい迫力なんでしょうね。
日本の歴史と伝統の重みをひしひしと感じます。
うらやましいです きっと賑わっているであろうに
しんとした心境になるのはなぜでしょう
日本はいいですね
原発政策は今までのどこを考えても、きりなく怖い
人間は恐ろしい
お水取りのお水は、若狭から運ぶと聞きました。
その若狭湾にいくつもの原発が・・・。
先日福井に帰った時、タクシーの運転手さんが
「原発が稼働しなくなって、5万人の人口が減ったんですよ。
税金は入ってこないし、福井は大変です」と。
「それでも、私は原発反対です。ゴミの事、もっと真剣に考えなくちゃ」と、つい声高に・・・。
誰かと連れ立ってでなくては
なかなか見にいけません。
今年は孫息子と一緒でしっかり見られました。
近くで見るとなかなかよいでした。
火の粉も沢山飛んできて
健康でいけるでしょう (^-^)。
運ばれてくるのですね。
水送りの行事が時を同じくして若狭でも・・・
福井県の知事さんがいやに熱心に
再稼動を進めていると思ったら
生活がかかっているのですね。
稼動しなくても税金で補助金が
払われているのかと思ったら
ソウでもないのですね。
地元県だからと言って福井県だけが発言権を持ったら
たまりませんね。
今年は”脱原発・世界平和”と書いて
修二会で祈祷してもらいました。